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とあるスタジアムの最後の日

去る5月27日、女川町総合運動公園陸上競技場において、東北社会人リーグ2部南・コバルトーレ女川vs仙台中田FCが行われました。

結果は、コバルトーレが2-1で勝利を納め、開幕以来今だ無敗。
同じく無敗のバンディッツいわきとは勝ち点1差で2位。
東北1部昇格に向けて、好位置につけています。

そしてこの試合最後に、同競技場は解体されることになりました。
震災後の復興住宅地となることが決まっているからです。
陸上競技場は他の施設より被災度が大きく、修復に多大な費用がかかることが大きな理由でした。

コバルトーレの選手は女川にある寮に住み、普段は地元の企業で働いています。
そのため、選手とサポーターの距離はとても親密でした。

ある日観に行った試合では、ハーフタイム中に、
「あら○○くん、今日は試合さは出ねぇの?」
「まだケガ治んないんで、今日はビデオ係っス」
と、おばさんと選手が会話を交わしていました。

私の横に座っていたおじさんたちは、シュートを決めた選手に、
「よし、△△!ホルモン1人前追加だど!」
と、試合後のご褒美の約束をしていました。
照れくさそうに手を挙げて応える選手の姿に、周りの観客は笑い声を上げていました。

ジャージ姿の女子中学生たちも、地元のヒーローたちに黄色い声援を送っていました。
バックスタンドの芝生席では、小さな子供たちが試合中ずっとタオルマフラーを振り回していました。
ピッチ周りの陸上トラックでは、熱戦を横目にウミネコがトコトコ歩いていました。

そんな地元の人々に愛され支えられてきたコバルトーレも、昨年の3月11日を境に取り巻く環境が大きく変わりました。

運動公園は町の高台にあるため、地震の直後から数多くの町民がここに詰めかけました。
その後も、体育館は住民の避難所となり、野球場には仮設住宅が建ち、多目的運動場は犠牲となった方々の遺体安置所となりました。
陸上競技場も例外ではなく、ヘリコプターの発着場所や、全国から駆けつけた救援車両の駐車場となりました。
その様子を見たら、しばらくはサッカーどころではないと思いました。

しかし復旧活動が進み陸上競技場が使えるようになると、再びコバルトーレを応援する気運が高まりました。
そして関係者の尽力により、同年12月18日には仙台SASUKE FCとの復興祈念試合を行えるまでになりました。
このときは、一時は0-3までリードされるものの、最終的には5-4で大逆転勝利。
最後まであきらめなかったその姿に、女川の人々は勇気づけられました。

選手たちは「コバルトーレをJリーグに」「自分たちもJリーガーに」という思いを胸に、全国から集まってきました。
震災後も、女川に残ってボランティア活動を続けた選手がいました。
本分である「サッカー選手」として他のチームでのプレーを選択する選手たちもいましたが、彼らもまた女川に戻ってきました。
そして、女川の現状を知ってなお、新たに仲間に加わった選手たちがいました。
本来ならば、縁も由もなかったはずの、この東北の小さな港町に。

これからコバルトーレはアウェーでの試合が続きます。
女川で試合が行われることはしばらくないでしょう。
しかし、選手たちはこれからも女川に住み、女川で働き、女川の名を背負ってプレーします。
またいつか女川に新しいスタジアムができるその日まで、女川のさらなる復興とコバルトーレのJ入りを願わずにはいられません。

静かなる熱戦

先週の土曜日、仙台市で行われたブラインドサッカーアジア選手権・日本vsイランの試合を観てきました。

仙台で試合があるんだなぁ、くらいの認識でいたのですが、ネットを徘徊していたら、会場が妻の実家の近くの「元気フィールド仙台」だということを知りました。
しかも、2012年のロンドン・パラリンピックの出場権をかけた試合とあっては、応援しに行かないわけにはいきません。
この日はサッカー天皇杯のテレビ中継もあったのですが、ベガルタは先週負けたし。
あと入場無料だし。(←ここ重要)

ここでふと疑問が。
「元気フィールド仙台に、サッカー場もしくは陸上競技場があったっけ?」

会場について、その疑問は氷解。

P1000277

ブラインドサッカーは、フットサルのルールを一部修正したもので、ピッチサイズも同様。
それゆえに、野球場の一部を使用して試合ができるのですね。

試合前のピッチの風景。
決して大きくはない会場ですが、しっかりと代表戦の雰囲気が。

P1000278


日本代表戦、しかもニュース番組で紹介されたばかりとあって、観客はそこそこの入り。
中には、普段ユアスタで見かけるベガサポや、サッカー日本代表サポの姿もちらほら。

選手入場。
スコアボードはそのまま使用。

P1000279

試合が始まると、そのプレーの質の高さに驚き。
速くて巧みなドリブル。
足元に正確に収まるパス。
そして強烈なシュート。
まぎれもなく、ピッチ上でプレーしている彼らはアスリートでした。
しかも、それぞれの国を代表するレベルの。

何よりも特徴だったのは「音」。
ブラインドサッカーは、鈴が入った特殊なボールを使用します。
また、コーチ、コーラーそしてGKが、フィールドプレーヤーに方向や距離などを伝えます。
そのため、オンプレー中の応援は禁止されています。
これにより、選手同士がぶつかったり、ボールを蹴ったりする、サッカーの「音」が間近に聞こえるのです。
その激しさは、普段見ているサッカーとはまた別の感動さえ覚えます。

試合は、後半に2点を奪われた日本が準決勝で敗退し、残念ながらパラリンピック出場は逃してしまいました。
しかし、試合後に号泣する選手やスタッフ、そして両チームに惜しみない拍手を送るサポーターの姿を見ると、「必ず日本は強くなる」という思いを強くしました。

P1000281


初めて観たブラインドサッカーですが、ぜひまた観に行きたいです。
そのときは、より一層熱い応援をしたいと思います。
(この日は、天気は良かったけど風が冷たくて・・・しかも、日が傾いてきて日陰になるとさらに・・・プレーしていた選手の皆さん、すいません・・・)

この日の戦利品。
P1000284

【左上】チケット代わりのリストバンド。
【右上】ストラップ。募金代わりに購入。
【左下】パンフレット。ルールや選手リストも載っていて、しっかりした作り。これで無料とは!
【右下】タオルマフラー。表面には、選手たちが試合中に発することを義務付けられている「voy!」の掛け声の刺繍。これまた募金代わりに購入。

リストバンド&ストラップ拡大図。

P1000286


【上】リストバンド。シワシワ具合に、試合の熱さが偲ばれます。
【下】ストラップ。ボールを振るとシャカシャカ鳴ります。芸が細かいです。

この年末の忙しい時期に

今年は意識して、ここの日記では歴史以外の話題は控えてきました。
歴史系サイトなので。

そしたらあんまり更新しませんでした。
歴史系サイトなのに。

というわけで、昨日・一昨日と、東京は国立競技場まで行ってきました。
天皇杯準決勝に進出した、ベガルタ仙台の応援です。

結果は1-2で敗退。
ベガルタの今年のシーズンが終わりました。

点差以上に、ガンバ大阪の強さをまざまざと見せつけられました。
ベガルタが誇る両サイドの梁と関口、この二人の応援歌が歌えなかったということは、それだけ攻撃が封じられていたということでしょう。

それでも、一時は同点に追いつき「もしや」と思わせてくれましたし、何といっても聖地・国立にあれだけたくさんのベガサポが集まったのはまさに圧巻でした。
選手・スタッフには、この時期まで楽しませてくれてありがとうと言いたいです。

あと、年末の帰省シーズンでただでさえ人がごった返している中、大挙して訪れたベガサポによりさらに混雑に拍車をかけてしまいました。
各交通機関の関係者の皆さま、すいませんでした(笑)

それでは皆さま、よいお年を。
(2日分の洗濯をしながら)

追悼文

今月13日の三沢光晴選手(NOAH)、そして15日のテッド・タナベ氏(大阪プロレス・レフェリー)の相次ぐ訃報のショックから、ようやく立ち直りつつあります。

もっと早くに追悼文を書きたかったのですが、パソコンの前に座ると何を書いていいのか分からずに、結局動画サイトで在りし日の故人らを偲ぶという日々が続いていました。

まだちょっと心の整理がつかないでいますが、この辺で一旦区切りをつけるために、この文章を書いています。

そういえば今から9年前、当時新日本プロレスに所属していた福田雅一選手の訃報についての文を書きました。
あの時「もう二度とこんな思いはしたくない」との願いをこめてキーボードを打ったのですが・・・

私が笑顔でプロレスを見られるようになるには、もう少し時間が必要なようです。

あらためまして、心からのお悔やみを申し上げます。

合掌。

今夜の仙台の雨は涙雨

今日で今年のパ・リーグの全日程が終了しました。
最後の試合はKスタ宮城での東北楽天vs福岡ソフトバンク
そしてこれが、王監督最後の試合でした。

TV中継がなかったので、Yahoo!動画で試合を見ていました。
結果は、延長12回までもつれた末に、山崎の決勝打で東北楽天のサヨナラ勝ち。
これで今年の福岡ソフトバンクの最下位が決定しました・・・無念・・・

でも今年はちょっと残念だったけど、これまでの14年間、本当にありがとうございました。
どん底の福岡ダイエー時代から、よくぞここまでホークスを強くしてくれました。

個人的には、また日本代表監督となってWBC二連覇とか、コミッショナーとして日本プロ野球を引っ張っていってもらいたいなどという希望はあるものの、王監督の健康状態を考えると、やはりそれは難しいんでしょうねぇ。
今後はどうかお体を大切に、のんびりと大好きな野球を見守っていてください。

それにしても、今年は王監督、清原、そして野茂・・・
例年以上にさびしいシーズンオフですねぇ・・・

80年代の赤ヘル軍団が忘れられない

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080929-00000007-nks-base

昨日、広島市民球場での最後の公式戦が行われました。
同球場は今期限りで閉場し、51年の長き歴史に終止符を打ちます。

試合後のセレモニーでは「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌が歌われたとのこと。
この歌が歌われると初めて聞いたときは、「何で『ヤマト』?戦艦『大和』が広島県呉市の呉海軍工廠で造られたから?」と的外れの感想を抱いてしまい、今一つピンとこなかったんですけど、実際にこの歌が歌われている映像を見ると、「あぁ、これはこれでよかったなぁ」と思い直したり。
特に、大型ビジョンに「日本シリーズまであと34日」と映し出されたときは、ヤマト世代のカープファンは号泣したでしょうね(多分)。

でも私個人的には、同球場でコンサートを行ったこともある広島県出身の熱狂的カープファン・奥田民生氏に、あのユニコーン時代の名曲「デーゲーム」を歌ってもらいたかったなぁ・・・

それにしても、歴史のあるスタジアムが姿を消すというのは、実に寂しいものがありますね。
かく言う私も、県営宮城球場が解体される数日前に、妻と共に最後の姿を見に行ったわけですが。
ただし、宮城球場の場合は移転はしなかったので、今のKスタにも当時の面影を見ることもできますが、広島市民球場の場合は全く違う場所に移ってしまうから、古くからのカープファンにとっては寂しさもひとしおかもしれませんね。

でも、新広島市民球場もなかなかに魅力的のようで。
何より「内外野に天然芝」というのがうれしいじゃないですか。
球場だけでも見に行きたい(笑)

いや、そんなお金も時間もないスけど・・・

今、こんなときだからこそ

昨日から全国高校野球・宮城大会が始まりました。

今大会は史上最多の82校・81チームが参加し、その中には先月発生した岩手・宮城内陸地震の被災地である栗原市の高校も含まれています。
初日の昨日は、その中のひとつ岩ヶ崎が登場し、見事2回戦に駒を進めました。

そういえば、数年前に岩手県一関市へ行った際に、ふと通りかかった野球場で岩手県大会の試合を見たことがありました。

試合が行われていたその球場は、ライト側の外野が山の斜面になっており、学校関係者や父兄たちが陣取る内野スタンドに居心地の悪さを感じた私は、そこで観戦することにしました。

そこには10人ほどの年配男性が、知り合いとも他人ともいえない微妙な間隔で座っていました。

その男性たちは、
「○○高のピッチャーは、去年よりだいぶ球速くなったな」
「△△工は、今年はずいぶん体格のいい選手が揃ったな」
などといった短い会話を挟みながら、目の前の試合の趨勢を見守っていました。
その姿は、いかにも地元の球児たちを長年見つめ続けてきた高校野球ファンといった感じがしました。

被災地を抱える岩手県でも、今月10日から岩手大会が始まります。
「あのおじさんたちは、今年もあの場所で高校球児たちのプレーを見ることができるのだろうか」
と、ふとそんな思いが頭をよぎりました。

でもまだホーム無敗(虚勢)

ここしばらくの間、公私共にバタバタしておりました。

そんなわけでユアスタの方にもしばらく足を運べないでいました。

その間、11日の甲府戦では2-0で快勝し、18日の山形との「東北ダービー」では前半0-2とリードされながらも後半3点を取り返しての逆転勝ち。
ホーム2連勝でこのまま波に乗るか?

と思いきや・・・

熊本戦では2度もリードされながら、なんとか2-2の引き分け。
お家騒動中の福岡との試合では、いいとこなしで0-2の完封負け。
九州アウェー2連戦は1敗1分の残念な結果に(涙)

そんなガッカリ感を払拭すべく、ほぼ一ヶ月ぶりの参戦となりました昨日の湘南戦、結果は、

仙台2-2湘南

なんか、よけいガッカリ感が増しました。

数字の上では引き分けですが、勝ち点1を取ったことを除けば、ほぼ敗戦と言っていい試合だったかもしれません。
前半6分と10分に立て続けに得点して「おいおい、今日何点入るんだよ(笑)」と思っていたら、PKとミスから失点し同点に追いつかれるありさま。
その後、2人も退場者を出した湘南に対して数的優位に立ったにもかかわらず、完全に守りに入った湘南を崩しきれず、結局ドロー。

サポーターからも久々にブーイングが起こりました。

そんな中でも、今期初スタメンの田中が初得点をあげたことは収穫ですね。
あと、湘南の選手数人が、退場と累積警告で次節試合出場になったことも。

それにしても・・・何この湘南のカラフルさ。
http://www.vegalta.co.jp/contents/schedule/league/2008/05/17.html

6月のホームはすべて平日のナイトゲーム。
さすがに無理かなぁ・・・

でもアウェーで山形水戸があるんだよなぁ・・・
やっぱり無理かなぁ・・・

シュート数は計39本

昨日の試合を語る前に、まず下をご覧ください。

第6節 横浜C1-1仙台
前半2分 梁(仙)
後半29分 エリゼウ(横C)

第7節 仙台1-1徳島
後半17分 関口(仙)
後半30分 大島(徳)

第8節 愛媛1-1仙台
前半25分 梁(仙)
後半44分 内村(徳)

ここ3試合、仙台は「先制点は取るものの、追加点が中々奪えず、逆に追いつかれてドロー」という試合運びで白星を逃してきました。

さらに付け加えると、開幕戦は無得点、第2節から8節までは1得点。
これまで複数得点はなく、平均得点も1点未満。

しかし、この日の相手は水戸
Jリーグ加盟後の通算成績は18勝6分0敗
さらに、水戸は今シーズン唯一勝った甲府戦以外、すべて2点以上取られている。

仙台にとっては、複数得点と勝利を勝ち取る絶好の条件がそろった!

で、昨日の結果。

第9節 仙台3-3水戸
前半23分 荒田(水)
後半24分 梁(仙)
後半34分 平瀬(仙)
後半35分 西野(水)
後半40分 平瀬(仙)
後半43分 西野(水)

3点も取ったのにドローってorz
浮かれたり凹んだりを6回も繰り返せば、そりゃ翌日はぐったりしますよ。
声も出なくなりますよ。

しかも、2度も得点直後に失点してるし。
攻撃が改善されたと思ったら、今度は守備が崩壊ですか。
難しいっすね、サッカーって。

でもまぁ、昨日のユアスタは今シーズン最高の盛り上がりでしたよ。
なによりも、今シーズン加入した平瀬の「今期初得点&2得点目」が嬉しいじゃないですか。
ようやく目覚めましたか、塾長。

次の試合はもう明後日に迫っている。
過酷な日程のJ2では、がっかりしている暇もない。

今年こそはJ1に上がれますように・・・

2006年、ベガルタ仙台の監督を務めたジョエル・サンタナ氏が、このたび南アフリカ代表の監督に就任したとのこと。

http://www.afpbb.com/article/sports/soccer/soccer-others/2381765/2857654

http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPJAPAN-31458720080423&channelName=sportsNews#a=1

無骨で強面な風貌とは裏腹に、人懐こく温かな人柄から「親方」の愛称で多くのサポーターから親しまれていたサンタナ氏、よかったですねぇ。おめでとうございます。

「ブラジル人頼み」とか「日本人を信用していない」とか、戦術に関しては多くの酷評がありましたが、それでも後半は徐々に連携がよくなっていき、特に神戸の自動昇格を阻止した最終節は06年のベストゲームともいわれる好試合でした。
この時点では続投を要望していたサンタナ氏でしたが、クラブ側はこの年限りで契約を打ち切ったのでした。

最終節の試合後のセレモニーで、サンタナ氏が涙ながらに叫んだ、
「ベガルタガンバレ!仙台ガンバレ!泉(区)ガンバレ!日本ガンバレ!」
の言葉は、今なお多くのベガサポの耳の奥に残っていることでしょう。

さらに、この年「ブラジル3人衆」の一角として、文字どおり仙台の最前線で戦っていたチアゴ・ネービスも、近頃ブラジルU-23代表に選出され、このまま順調に行けば北京五輪で彼の雄姿が見られる可能性が高まってきました。
しかも、イタリアの名門・ACミランが彼の獲得をもくろんでいるとの事。
「元仙台」の選手がセリエAに!

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20080309-00000001-spnavi-socc.html

国内に目を向けると、今年仙台から磐田に移籍した萬代もU-23代表候補に選ばれました。
こうなると、「もしかしたら北京でチアゴと萬代のマッチアップが!」と、ベガサポの妄想も膨らみっぱなしです。

なんでみんな、仙台を離れていったとたんに出世していくんだよ・・・orz

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